きっかけ「中」
はい、きっかけ「中」です。
読んでくれてる皆さんありがとうございます。
一人でも読んでくれている人が居れば書き続けたいと思います。(読まれなくても書くけどな)
はい。職人になった所からお話しします。
こうして改めてトンズラマンは職人の道に足を踏み込んで行きました。
仕事はというと最初の2〜3年くらいは鬼のようにつまんなかった。
社長の息子だからめちゃくちゃ舐められるし。
なに言われても気にしなきゃいいんだけど20歳そこそこの器が小さい僕は心の中で常にブチ切れ。よく言い返したりしていました。(まだ20歳そこそこ)
今思うと無駄な争いばかりしてたかもしれません。
この当時は社長のことも大嫌いでアホみたいに喧嘩してた。言い方が気にくわないとかグチグチうるさいとか、もうくだらない事だらけ。
俺が大人になれば済む話だったのだろう。
でも当時の俺は全然大人なんかになれなくて何かあればすぐに反抗。喧嘩。怒鳴り合い。
「俺何のために仕事してんの?」
そんなことばかり思う日々
初めは軽い気持ちで前の職場から逃げられるし給料も前よりはいい。休みは減るけどまぁなんとかなる。
そんな事しか考えてなかった。
「THEテキトー」
なにが選ばれた者じゃい。たわけものが。
そんなこんなで「ヘタレトンズラマン」は約4年間配管工をズルズルダラダラ続けて来ました。
よくもまぁ4年間も続けてこれたものだ。
そして物語はここから動いていく。
ある朝の朝礼の時のこと。
「そういえばケニー最近仕事辛そうだったなぁ、電話でもしてみるか」
こんなノリで今ではすっかり相棒のケニーに電話をしてみると。
紹介しよう。ケニーだ。(ギャルファッションが好きなインドのお坊さん)嘘です。
「まことー…俺もう無理だよ…限界だ…」
(この写真を何回も見てる俺が限界だ。)
「おうおう、どうしたケニーなにがあった?」
「これこれこうで現場から帰らされて…(ケニーはTVの仕事をしていました)渋谷のハチ公前で泣いてるんだ」
(なんでハチ公前。THE待ち合わせ場所。クソ目立つ)
「もういいよケニー仕事辞めろ。俺とやるぞ。今日はとにかく帰って泣け。俺が仕事終わったらすぐ俺んちこい。」
(ケニー)
(ONE PIECE好きの皆さんごめんなさい。)
ああ、言っちまった。これでケニー本当に仕事辞めたら俺どうやって責任取ろう。
無責任な俺はケニーを助けたいの一心で「仕事を辞めろ」なんて言ってしまいました。
思えばこの出来事が今俺らの目指してる所の始まりだったのかもしれません。
長くなったので「きっかけ中」はこの辺で。
なんだか長くなりそうだな。笑
ではまた